「カメには毎日餌をあげなきゃダメ?」
「乾燥エビしか食べてくれないけど、栄養は大丈夫?」

カメの健康寿命を決めるのは、間違いなく「毎日の食事」です。

実は、カメは成長段階によって「あげるべき頻度」が全く違います。良かれと思って毎日あげ続けると、肥満になり早死にする原因にも…。

今回は、水棲ガメ(ミドリガメ・クサガメ等)の正しい給餌量と、食いつき抜群のおすすめ人工飼料、そして「食べてくれない時」の解決策を徹底解説します。

【年齢別】餌やりの正しい頻度と量

「毎日あげる」のは子ガメのうちだけです。大人のカメに毎日あげると、水が汚れるだけでなく内臓に負担がかかります。

成長段階 頻度 量の目安
子ガメ
(甲長10cm未満)
毎日 1〜2回 頭の大きさ 1〜2個分
成長期なので欲しがるだけあげてOK。
大人のカメ
(甲長10cm以上)
週 2〜3回 頭の大きさ 2〜3個分
「腹八分目」が長生きのコツ。
📏 「頭の大きさ」ってどれくらい?

カメの首を引っ込めた状態の「頭部」の体積を目安にします。これ以上食べると消化不良を起こしやすくなります。

【水棲ガメ】おすすめ人工飼料ランキングTOP3

「種類が多すぎてどれがいいか分からない」という方へ。栄養バランス、食いつき、そして飼い主にとって重要な「水の汚れにくさ(臭い対策)」で選んだベスト3です。

第1位 👑

キョーリン カメプロス

迷ったらこれ!「臭い・汚れ」を劇的に抑える最強フード

ひかり菌(善玉菌)の力で、フンが分解されやすくなり、水槽のあの独特な臭いを抑えてくれます。食いつきも良く、甲羅の形成に必要なカルシウムも配合されています。

第2位 🥈

テトラ レプトミン

世界中で愛されるド定番。バランスの良さはピカイチ

昔からある定番商品。スティック状で食べやすく、消化吸収に優れています。「カメプロスだと浮きすぎて食べにくそう」という子にはこちらがおすすめ。

第3位 🥉

乾燥エビ(各社)

【注意】これは「おやつ」です!主食にはなりません

食いつきは最強ですが、栄養が偏り「ビタミンA欠乏症(目が開かなくなる病気)」の原因になります。あくまで「週に1回のご褒美」として与えてください。

食べてくれない!考えられる5つの原因

「昨日まで食べていたのに急に食べなくなった」
そんな時は、以下の原因を疑ってください。特に1番目が9割です。

  • ① 水温が低い(寒すぎる)
    カメは変温動物です。水温が20℃を下回ると消化機能が停止し、食欲がなくなります。
    👉 【対策】ヒーターで水温を26℃前後まで上げてください。
  • ② 偏食(エビしか食べない)
    乾燥エビの味を覚えてしまい、人工飼料を拒否している状態です。
    👉 【対策】心を鬼にして、エビを禁止し、お腹が空くまで人工飼料以外あげない「断食荒療治」が必要です。
  • ③ ストレス・環境変化
    水槽を移動した、触りすぎた、水質が汚れているなどが原因です。
    👉 【対策】そっとしておく。水換えをする。
  • ④ 飽きた
    カメも同じ味に飽きることがあります。
    👉 【対策】メーカーを変えてみる(レプトミン→カメプロスへ変更など)。
  • ⑤ 病気(肺炎・口内炎)
    水面で傾いている、口をパクパクしている場合は病気です。
    👉 【対策】病気・症状チェックリストを確認し、病院へ。

【絶対ダメ】カメにあげてはいけないNG食材

「人間が食べるもの」は、カメにとっては毒になることが多いです。

❌ パン・お菓子 糖分・塩分・油分が高すぎます。内臓疾患の原因に。
❌ 刺身・ハム 塩分過多です。また、生の魚介類はビタミンB1を破壊する酵素を含むものがあり危険です。
❌ ネギ・玉ねぎ 中毒成分を含みます。絶対に与えてはいけません。

まとめ:健康な甲羅は食事から作られる

カメは「何を食べるか」で、甲羅のツヤも寿命も変わります。

基本は「栄養バランスの良い人工飼料」を主食にし、適度な量を与えること。もし食べてくれない時は、まず水温計をチェックして、寒がっていないか確認してあげてくださいね。

ABOUT ME
メガネ犬編集長
ペット関連仕事についていた経験から編集長に就任。犬も猫も小動物も爬虫類も大好きです。 現在妻、息子、犬1、猫4、メダカ5匹と暮らしています。 目下の悩みは老猫の病気のケアです。