「FPCの保険料が安いって聞いたけど、プランがいくつかあって違いがわからない…」
「『フリーペットほけん』と新しい『フィット』『マックス』、結局どれが一番お得なの?」

FPC(フリーペットほけん)は、業界最安クラスの保険料で人気ですが、実は現在3つの異なる商品が販売されており、選び方を間違えると「いざという時に足りない!」という事態になりかねません。

結論から言うと、7歳までのペットなら、従来の「フリー」ではなく、新商品の「フィット」か「マックス」を選ぶのが圧倒的に正解です。

この記事では、FPCの3つのプランの決定的な違いと、あなたに最適なプランの選び方を、プロの視点で徹底解説します。

【30秒でわかる】FPCの3つのプラン比較図

FPCの保険は、加入するペットの年齢と「何を重視するか」で選ぶべき商品が決まります。

商品名 ① フィット
(Fit)
② マックス
(Max)
③ フリー
(従来型)
特徴 自由度No.1
枠内なら配分自由
補償額No.1
業界最大級の枠
加入年齢が広い
8歳以上もOK
年間補償限度 100万円
(合算)
180万円
(各60万円×3)
85万円
(各枠あり)
1日あたりの
限度額
なし
(無制限)
なし
(無制限)
あり
(1.25万円等)
手術補償 回数無制限 回数無制限 年1回まで
新規加入年齢 7歳まで 7歳まで 11歳まで

※補償内容は70%プランの例です。

① 自由度最強の「ペットほけんフィット」

「通院・入院・手術の区切りなんていらない!合計100万円まで好きに使わせて!」という、ユーザーの声を形にしたような画期的なプランです。

メリット:カテゴリの壁がない「合算100万円」

通常の保険は「通院は〇〇万円まで」「手術は〇〇万円まで」と枠が決まっていますが、フィットにはそれがありません。
「年間100万円の枠」だけがあり、その中であれば「手術で100万円使い切る」ことも「通院だけで50万円使う」ことも自由自在です。

「手術はしなかったけど、通院治療費がかさんで通院枠が足りなくなった…」というペット保険あるあるを解消できます。

デメリット:超高額な手術+入院には弱いかも?

全ての治療を「100万円」の枠で賄うため、例えば「手術で80万円、その後の入院・通院で40万円(計120万円)」かかった場合、20万円分は枠からはみ出してしまいます。
とはいえ、年間100万円を超える治療は稀ですので、多くの飼い主さまにとっては十分すぎるスペックです。

② 補償額最強の「ペットほけんマックス」

「とにかく補償額を大きく!大きな手術も長期入院も全部カバーしたい!」という安心重視派のためのプランです。

メリット:業界トップクラス「年間180万円」の補償

マックスの補償限度額は驚異の年間180万円。内訳は以下の通りです。

  • 通院:60万円まで(日数制限なし)
  • 入院:60万円まで(日数制限なし)
  • 手術:60万円まで(回数制限なし)

それぞれのカテゴリに「60万円」という巨大な枠が用意されています。しかも、1日あたりの限度額(日額制限)はありません。

デメリット:カテゴリ間の流用はできない

「フィット」と違い、枠が分かれています。例えば「手術はしなかったけど通院で70万円かかった」という場合、通院枠の60万円を超えた10万円分は補償されません(入院枠が余っていても使えません)。
ただ、各枠60万円もあるため、これがデメリットになるケースは極めて稀でしょう。

③ 高齢でも入れる「フリーペットほけん(従来型)」

FPCの創業時からあるスタンダードなプランですが、現在では「8歳以上のシニアペット」のための受け皿としての役割が強くなっています。

メリット:11歳まで新規加入できる

「フィット」と「マックス」は7歳までしか入れません。しかし、この「フリー」なら11歳まで新規加入が可能です。
他社で年齢制限に引っかかってしまったシニア犬・猫でも、FPCなら受け入れてくれる可能性があります。

デメリット:手術補償が「年1回・10万円」のみ

ここが最大の弱点です。「フィット」「マックス」が無制限なのに対し、フリーは手術が「年1回・上限10万円」までしか出ません。
骨折などで30万円の手術をした場合、大きな自己負担が発生します。7歳以下なら迷わず「フィット」か「マックス」を選びましょう。

【料金比較】フィットとマックス、どっちが安い?(小型犬・猫)

実はこの3つの商品、高機能な「フィット」「マックス」の方が、旧来の「フリー」よりも保険料が安いケースが多いのです。
小型犬(トイプードルなど)の場合で比較しました。

小型犬(トイプードル等)の月額保険料

年齢 ① フィット(70%) ② マックス(70%) ③ フリー(70%)
0〜4歳 1,550円 1,560円 1,990円
5〜8歳 2,230円 2,250円 3,040円

猫の月額保険料

年齢 ① フィット(70%) ② マックス(70%) ③ フリー(70%)
0〜4歳 1,190円 1,230円 1,500円
5〜8歳 1,490円 1,560円 1,630円

※保険料は概算(月払)です。

衝撃の事実:高性能な新商品の方が「安い」

表を見て驚かれたかもしれませんが、制限の多い旧来の「フリー」よりも、無制限の「フィット」「マックス」の方が保険料が安いのです。
そして、「フィット」と「マックス」の差額は、小型犬でも猫でも月額わずか10円〜40円程度しかありません。

結論:FPCを選ぶならどれ?

迷ったら「マックス」が最強の選択

保険料が月数十円しか変わらないのであれば、年間補償額が180万円と圧倒的に大きい「ペットほけんマックス」を選ばない理由がありません。
通院・入院・手術の各カテゴリで60万円ずつ使えるため、よほど特殊な治療でない限り「枠が足りない」という事態にはなりません。

> ペットほけんマックスの公式サイトを見る

カテゴリを気にせず使いたいなら「フィット」

「通院だけで80万円使うかもしれない…」といった極端なケースを想定するなら、カテゴリの垣根がない「フィット」が安心です。また、90%補償プランを選びたい場合もこちらが候補になります(マックスにも90%はあります)。

8歳以上なら「フリー」一択

7歳を超えてしまったシニアペットの場合、選択肢はこの「フリーペットほけん」のみになります。手術補償は弱いですが、日々の通院や入院の備えとしては十分に機能します。

まとめ:FPCは「安さ」と「補償」を両立した進化型保険

かつてFPCと言えば「安いけど手術補償が弱い」というイメージがありました。しかし、新商品「フィット」と「マックス」の登場でその弱点は完全に克服されました。

「窓口精算はなくてもいいから、最強の補償を最安で手に入れたい」

そんな賢い飼い主さまにとって、FPCの「マックス」は、2025年現在、間違いなくトップクラスにおすすめできる保険です。

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ikaneko
ペット業界歴10年以上。過去に損害保険会社やペット保険でのテレアポ、営業、マーケティング、支払業務、新規引受業務および管理責任者だった。自身の愛猫(18歳)の介護・通院で年間70万円の治療費を経験。はいっててよかったペット保険。「損しない保険の選び方」を研究するため、国内の全ペット保険約款を比較・分析しています。現在は老猫のケアと保険請求の実務にも精通。