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うさぎ島・大久野島 – 暗い歴史を乗り越えて成長するウサギたちの楽園の現在と問題

ウサギ愛好家にとって、ウサギが自由に暮らす島なんてある夢のような話ですよね。広島県竹原市に属する大久野島は、まさにそんな夢のような場所です。

うさぎの楽園の暗い歴史 地図から消えた島

日本の大久野島(大久野島)は、「うさぎ島」としても知られており、一見すると楽園のようなこのうさぎ島には、過去に戦時活動に関連する暗黒の歴史が隠されています。

1929年から1945年にかけて、大久野島は戦争で使用する化学物質やガスを生産するための施設となりました。この化学兵器計画は極秘であり、島は1929年以降に作成されたすべての日本地図から削除されました。

この暗黒の歴史を後世に伝えるために、島には1988年に「毒ガス博物館」という博物館が設立されました。

実験された動物たちの記録や、島がどのようにして化学兵器生産の地となったかについて学ぶことができます。

うさぎがたくさん大久野島にいるのは、有毒ガスの生産施設として使用されていた時代に実験された動物の結果だと考えられています。

終戦と残されたウサギたち

戦後、人間が島を去った後もウサギは生き延び、その数を増やし続けます。

今では、この島はウサギ愛好家たちにとっての楽園となり、訪れた観光客も絶えません。

過去の暗い歴史を乗り越えたウサギたち自由に暮らす姿は、私大久野島のウサギたちは、戦争という悲惨な過去を持ちながらも、人々に希望と癒しを与えてくれる生きた証です。

うさぎ島を訪れたことで、多くのウサギ愛好家たちは、ウサギたちと触れ合いながら、かつての戦争がもたらした境界や、平和への願いを深く感じるようになるでしょう。

ウサギたちの楽園、大久野島に足を運ぶことで、過去の歴史に触れるだけでなく、ウサギたちとの触れ合いを通じて、命の尊さや平和の大切さを実感できるはずです。

現在の大久野島

現在は無人島ですが一部には居住者がいます。約500~600羽のうさぎが棲息しており、その愛らしい姿で訪れる観光客を癒しています。

また、大久野島は瀬戸内海国立公園に指定されており、四季折々の自然の変化を楽しむことができます。海水浴場やキャンプ場、南洋植物に彩られた芝生広場やグランドが広がっており、自然を満喫できます。

さらに、島内には宿泊施設や温泉、ご当地グルメなどを満喫できる休暇村大久野島や前述の毒ガス資料館もあります。

大久野島へのアクセス方法

大久野島へのアクセス方法は、 広島県竹原市の忠海港からフェリーに乗ることが一般的です。

忠海港はJR呉線の忠海駅から徒歩で約5分の場所にあります。広島市から大久野島へのアクセス方法として、 広島駅からJR呉線で忠海駅まで行き、そこからフェリーに乗る方法があります。 三原港からフェリーも出ており、 JR三原駅から徒歩5分でアクセスできます。

大久野島のウサギについての注意事項・起きている問題

以下が大久野島のうさぎに接する際の注意点です。

エサの食べ残しは回収し、持ち帰ること

ネズミやイノシシが集まり、増え、人やウサギに危険を及ぼす可能性があるため

実際にうさぎの餌が食べきれないほどにあり、広島県内からイノシシの移動が見られるそうです。またイノシシは子ウサギを狙い狩ることを覚え始めているという新しい問題も発生しているそうです。

(参照:「大久野島のうさぎに起きていること」 写真家utaさんに聞くhttps://sippo.asahi.com/article/10563347

ウサギを捕まえたり、抱っこしないこと

ストレスがたまり、骨折や怪我の原因になり、野生で生きられなくなる可能性があるため

道路脇でのふれあいをどうぞ

バスや自転車などの乗り物が危険で、人やウサギの安全を確保するため

口元に手を近づけないこと

ウサギの歯が鋭く、かまれて怪我をする可能性があるため、特に小さなお子様には十分注意すること

お菓子やパンを食べさせないこと

ウサギが異なる食べ物を摂取すると体調を崩し、健康を害する可能性があるため

うさぎを捨てない

たくさんのウサギがいるからと、飼いきれないウサギを捨てる人がいるそうです。

まとめ 平和のシンボルとしての大久野島

ウサギ愛好家が集う、うさぎ島・大久野島が平和のシンボルとして、多くの人に愛され続けていること過去の暗い歴史を知ることで、私は平和への願いを新たにし、命を大切に気持ちをせっかくの機会に、是非一度、このうさぎ島・大久野島を訪れて、ウサギたちの楽園を体験してみてください。

またうさぎとの距離感やルールを守り接していくことが大切です。

ABOUT ME
メガネ犬編集長
ペット関連仕事についていた経験から編集長に就任。犬も猫も小動物も爬虫類も大好きです。 現在妻、息子、犬1、猫4、メダカ5匹と暮らしています。 目下の悩みは老猫の病気のケアです。