【柴犬・豆柴のペット保険】アトピー、パテラに強い失敗しない選び方ガイドとおすすめ比較

多くの保険で治療目的の通院・投薬は補償対象です。ただし加入前に症状/診断がある場合は既往症として補償外。発症リスクが高い犬種なので、健康なうちの加入が重要です。

基本的に変わりません。多くの会社で「豆柴」も柴犬（中型犬）区分として扱われ、同カテゴリの保険料が適用されます。

リトルファミリー少短などが提供。慢性疾患で長期に保険を使い続けても補償が継続しやすい設計の特約で、皮膚病が長引きやすい柴犬と相性が良い場合があります。

忠実で賢い柴犬は日本で根強い人気ですが、実はアトピー性皮膚炎やアレルギーなどの慢性疾患リスクが高い犬種です。さらに、豆柴では小型化の影響もあり、膝蓋骨脱臼（パテラ）などの関節疾患にも注意が必要です。

本記事では、柴犬・豆柴が注意すべき病気と治療費の目安、長期化する通院に強い補償設計の選び方、そしておすすめの保険プランをわかりやすく解説します。

1. 柴犬・豆柴が特にかかりやすい病気と高額治療費の事例

柴犬の年間平均診療費は約6.3万円、生涯医療費は約93.8万円との試算もあります。特に費用負担が重くなりやすい代表疾患を押さえましょう（いずれも目安）。

柴犬は全年齢で皮膚疾患の請求割合が高い傾向。完治が難しく、長期管理が前提になることが多いです。

項目	概要と費用相場
治療内容	免疫抑制剤・抗ヒスタミン、食事療法、定期的な血液検査、スキンケアなどで長期通院
年間費用	約6万〜10万円（通院・検査・投薬の総額/年）

中高齢期に発症リスクが上昇。緊急対応や手術が必要となる場合があります。

項目	概要と費用相場
緑内障	眼圧上昇で緊急処置が必要。手術まで行うと総額約24万〜40万円のケースも。
白内障	進行度により手術選択。片眼で30万円超の高額になることも。

豆柴は小型体型でパテラのリスクが上がりやすい点に留意。進行度により外科手術が検討されます。

項目	概要と費用相場
治療	重度は外科手術＋入院＋術後通院/リハビリ（片足20万〜40万円が目安）

皮膚病は回数がかさむため、通院回数に制限がないプランが理想（例：アイペットのフルカバー型）。「年間20日まで」など厳しい日数上限だと、皮膚治療だけで使い切るリスクがあります。

柴犬は中型扱いのため、シニア期の保険料が小型より高くなりがち。8歳・10歳時点の保険料を必ずシミュレーションし、終身継続可能（更新打切りなし）を前提に選びましょう。

加入年齢の上限は商品により異なります。早めの加入が鉄則。多くの会社で「豆柴」も柴犬（中型犬）区分に含まれますが、保険料・補償への影響がないか事前確認を。

慢性疾患の通院と、シニア期の手術リスクの両方に備えやすいプランを厳選。

順位	保険会社（商品名）	おすすめ理由
1位	アイペット損保（うちの子）	フルカバー型で通院回数制限なし（上限額内）。アトピー等の長期治療に強く、手術補償も充実。対応病院で窓口精算可。
2位	リトルファミリー少額短期保険（わんちゃんねこちゃん保険）	年間上限型で長期通院に配慮。診療継続サポート特約など、慢性疾患の経済負担軽減に有効。
3位	アニコム損保（どうぶつ健保ふぁみりぃ）	窓口精算で立替不要。通院・入院・手術のバランスが良く、日々の通院に使いやすい総合力。

項目	アニコム損保（70%）	アイペット損保（70%）	SBIペット少額短期保険（70%）
窓口精算	あり（対応病院）	あり（対応病院）	なし（後日請求）
通院の回数制限	日数上限あり（プランにより）	回数制限なし（上限額内）	日数/回数制限あり（プランにより）
慢性疾患への備え	付帯サービス充実	長期通院に強い	年間上限型で想定可
保険料（0歳・月額目安）	約3,500〜5,000円	約4,000〜5,500円	約3,500〜5,000円